3Dプリンター導入のポイント
3Dプリンター導入する際にいくつかのポイントがあります。
大きく5つ項目をあげてみました。
①用途 ②プリンタの方式 ③材料 ④造形エリア ⑤後処理 ⑥価格
お客様にどのプリンターを導入したら良いかという相談を受けた際にまずお伺いするのが、
どういう用途で何に使いたいのかということをお伺いします。
試作なのか治具なのか機能実験なのか型として使うのか、それとも最終製品の作成を
考えているのか。それによって導入するプリンターが決まってきます。
3Dプリンターと言っても、現在様々な造形方式のプリンターが存在しています。
また、使える材料もプリンターごとに違います。樹脂やABSライクやPLAライク
カーボン、ナイロン、エラストマー、エンプラ、金属とたくさんの材料があるので、
材料の観点から機種を絞り込むのも一つの方法です。
造形エリアも小さいものから大きいものまでありますので、これもチェックする必要があります。
また後処理にどれくらいの工数がかかるかも重要です。3Dプリンターにはサポートが作成
されますが、そのサポートどのように除去するのか・・・オーブンでサポートを溶かしたり、
ウォータジェットで洗い流したり、色々な方法があります。
また造形方式によってサポート痕が目立つもの、目立たないものもあります。
最終的には価格が予算内に入るかということもあります。
ここで注意して欲しいのは、導入後にかかる計算もきっちり比較するということです。
初期の導入コストは安くても、その後の材料費や保守料金が高く思ったように
プリンターを活用できないということもあります。
様々な側面から検討し最善のプリンターを導入したいですね。
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